ドイツ通信 第311回 では、また。

  • 2009/01/31(土) 04:44:39

Nr.311, Tschuss, bis dann!

金曜日、うちでパーティーを催しました。
実は諸事情によりドイツを離れることになって、お別れ会を自分で開いたのです。

わたしの友人と、同居人の友人も来て総勢23名。
日本でのパーティー同様、またえらいことになりました。
またパーティーボーイになりました。

芳醇なモルドヴァワインを持ってきてくれた人。
とろけるようなチーズケーキやティラミスを持ってきてくれた人。
チョコにスナックにビール・・・

かけがえのない友人たちです。(食い意地?)
出会って間もない人もいて、それが本当に残念です。

わたしはたこ焼きと麻婆豆腐を作って、日本酒でおもてなし。
(実家からたこ焼き用の鉄板を持参)

余談ですが、出来上がったたこ焼きに勝手に青海苔をかけたら、
女の子たちから諌められました。KYですみません。

そんなパーティーの始まる17分前に仕事決定の連絡をもらいました。
もう長いこと交渉していたのだけど、なかなか決まらずにいたのが、やっと。

本当は1月頭に日本に行く前には話が決まって、
日本へは意気揚々と行くはずだったのに。

日本滞在中は、この先の仕事の話が気になって仕方ありませんでした。


今、もっと喜んでいいはずなのに、不安が心をよぎります。

それは、今度の仕事場がベルリンでもドイツ国内の別の都市でもなく、
未だ見ぬキプロスだからです。

去年、プラクティクムをしていた会社の上司からの紹介で、
うすうす感じてはいたけれど、やっぱりキプロス行きでした。

ひとまず3ケ月。その間の成績次第で本採用かどうか決定します。


今、一番困っていることは・・・

このブログのタイトルを何にしよう・・・。(←オイ)

「ドイツ通信」のままで内容をキプロスにするか、タイトルごと変えてしまうべきか・・・。

多分、仕事で忙しくてなかなか更新できなくなると思いますが、
皆さん忘れないでください。

またいつかベルリンに戻ってきます。


日本にいる友人たちへ。
また遠い所に行ってしまうけど、連絡は取りましょう。
今度日本で会うことを楽しみに。


あ、でも休暇で来るなら歓迎します。

ドイツ通信 第310回 フローズン

  • 2009/01/30(金) 20:24:48

Nr.310, Gefrorene

2週間の日本滞在を終えて帰ってきたら、冷凍庫が霜で埋まっていました。

前から霜が気になっていたものの、あまり冷凍庫を使わないので放っておきました。

しかし、金曜のパーティーに向けて準備をしている最中、
ついでに霜取りを始めることにしました。

冷凍庫の霜をドライヤーで溶かす同居人F



どんだけ霜が付いてんだ!
彼は彫刻家のように氷を削っておりました。


冷凍庫の霜を落としたら、たいそう広くなったこと。


翌日。。。


冷蔵庫のものが凍っていました。。。
パスタソースにレタス。そしてヨーグルトも。

今度は熱効率が良すぎます。

さらにこの冷蔵庫、庫内の冷凍庫の扉に隙間があって、
そこからガンガンに冷えた冷気が冷蔵庫内へ流れているのです。

さて、凍ったヨーグルトなんて美味いのか?と思いつつ食べてみると・・・。
これが美味しいの何の!

シャーベット状になったヨーグルト。アイスではありません


デンマークのビルベリージャムをかけていただきます



美味い・・・
シャリシャリとした氷の粒の食感が残っていて、ほのかな甘みが口の中に広がる・・・。
幸せ・・・

皆さんもお試しあれ。

ドイツ通信 第309回 パーティー!

  • 2009/01/18(日) 09:32:40

Nr.309, Party!

今回は日本からお届け。

土曜日、我が家でホームパーティーを催しました。

ドイツではたまに友人知人を招いたパーティーをするけれど、
日本では友人たちがお互い離れて暮らしているので、なかなか家には呼びにくい。
必然、皆の中間地点であり、交通の便利な都内で集まろう、となる。

今回、わたしが日本に行くこととなったので、
さあ久しぶりに友人と会おう、ということになった。

ただ、今回の滞在期間はわずか2週間。
これでは毎週末都内に出かけないと
色々な関係先で出会った友人たちと何度も個別に集まれない。

そこで考えたのが、
「なら、全員うちに招いてしまえ!それなら1回で済む」という効率(都合)のいいもの。

そして、、、

昨日は本当によく来てくれました。埼玉のこんな山の中まで。

そして片付けは先ほど終わりました。テーブル・イス・敷物を換えたり・・・。

たまにはホームパーティーも楽しいものですね!色々持ってきてもらってありがとう!
一人じゃ思いつかない食べ物・飲み物も集まって本当に楽しかった。

学生時代の友人、職場の同僚、
ドイツやハンガリー、果てはシベリアで出会った友人たち。。。
本当に色々な人が来ました。

結局何人来ましたか?
18人でした。

しかし1人でホストはちょっと大変でした。
パートナーがいれば一緒に準備に応接ができるんですが。。。
それは今後の課題です(?)

そして、わたしの大好きなチョコケーキとチーズケーキを焼いてきてくれた人。
豚の角煮、寿司、ロールキャベツ、清酒、ビールにワインを持ってきてくれた人。
などなどなど。
わたしが作ったグヤーシュと餅はお飾りにすぎないほどでした。

暖炉DVD(ドイツ通信 第308回を参照)も好評で、いい雰囲気だったのではないでしょうか。
IKEAの500円カンテラ×2もね☆

ただ、わたしの家の場所が分からなくて迷う人続出。
説明が難しい場所なんですよ。ホント寒い中すみません。。。

参加してくれた一人一人にお礼を言うことはできませんが、
来てくれて本当にありがとう。

朝までコースの人もいましたが、もう辛い歳になってきました。2時で皆ダウン。
まあ、準備でいささか疲れていたからね〜。

日本でのホームパーティーもたまには楽しいものです!
色んなところで知り合った人々が一同に会する。

ただ「遠い」という不満があったが。。。 「埼玉の山の中」なので仕方ないです。

ちょっと味をしめて要領も分かってきたので、次回も目論みたいと思います。
次も是非。

ドイツ通信 第308回 暖炉の炎

  • 2009/01/09(金) 23:59:50

Nr.308, Kaminfeuer

暖炉が建て付けられている家庭は今では珍しくなったものの、
贅沢な雰囲気を味わえるとあって、暖炉人気が出ているという。(ドイツの話)

しかし、薪を集めるのは大変だし、暖炉を設置するにもコストがかかる。


そこで、「暖炉の炎」"Kaminfeuer"というDVDの登場です。



4つの異なった暖炉の中で薪やガスが燃えていて、
オリジナル音声と、ピアノ演奏付きを選択できます。


このDVDは、
「TV画面を通して炎を見て、雰囲気を味わおう!」というのがその趣旨。

色々な暖炉の中、真っ暗な画面に延々と映る揺らめく炎。

人類の太古の記憶が目覚めるからなのか、
炎をじっと見ていると気持ちが落ち着く人は多いでしょう。
さあ、あなたも若き日のキャンプファイアーを思い出しましょう。

これらのDVDは人気があるのだろう。「Volume2」が出ているシリーズもある。
暖炉の前でネコがまどろむDVDもあります。

熱帯魚を入れた水槽のPCソフトがあるのと同じ理由でしょう。

暖炉も水槽も、
「欲しいけど実際には維持が大変そう。でも雰囲気は味わいたい」
そういう所に商機は転がっているもの。


・・・で、思ったんですが、
ケバブやブロイラーのDVDがあってもいいんじゃないでしょうか。

夕食に一品足りない時、
金欠で食事が貧相な時に見ながら食べればごまかせる。
(おおっと!)

もちろん時々店員がナイフでケバブをそぎ落としたり、
鉄串に何羽も刺さったチキンを取り替えるのですよ。

ドイツ通信 第307回 座右の書

  • 2009/01/06(火) 16:22:30

Nr.307, Mein stetiger Begleiter

あなたには「座右の書」と呼べる書物がありますか?

「学問のすすめ」、「ローマ帝国衰亡史」、「週刊プレイボーイ」とか挙げれば、
わたしの株が上がったり下がったりするんだろうけど、
真面目に答えるとしたら、テオドール・シュトルムの「みずうみ」“Immensee”です。

わずか40ページほどの短編の中に、一人の男の人生がギュッと詰まっている。
一言で言えば、「幼馴染に恋をした男のその後の人生」。←こんなに浅い話ではないです。

同じような経験があるわけじゃないが、
これほど引き付けられる作品に会ったことはない。

10年以上も前に一読した時には何の印象も残らなかったけれど、
数年前から何度も読み返し、最近もまた読んでみた。

こういう経験があれば、わたしの人生も大きく変わっていただろう。

まだ原文で読んではいませんが、文体(訳文)はヘッセを思わせます。
翻訳のせい?

ゲーテやヘッセと比べると、日本ではあまり知られていないようなので、
この作家の名前を聞いたことのない人もかなりいるかも。