第435回 キプロス通信 思えば遠くへ来たもんだ

  • 2010/01/14(木) 08:35:37

Nr.435, So fern kam ich mal, dass ich das Gedanke daran nie erreicht hätte.

この間、ドイツに行ったときに「キプロスは大丈夫?」と聞かれました。
もうこの時点で、わたしの頭の中は「???」だらけ。

どうやらその人の中では、
キプロスというのは年中テロばかりのかなり危険な国なのだそうです。

そうか、だから天国に一番近い島なのかも。

でもそれって近隣の某ユダヤ系の国と間違えてない?


キプロスが危険(?)だったのは、キプロス紛争の時だけ。
その後は、準臨戦体勢を取っているものの至って平和な南の島です。

北東アジアの某半島とは違います。

ただ、日本ではキプロスについてまだ過去の記憶が残っているらしく、
前述のような危険なイメージ(?)があることもあって、日系進出企業はゼロ。

過去にあった企業もすべて撤退したようです。


キプロスはイギリスや日本と同じく左側通行なので、日本車率が異常に高い。

ドイツでもトヨタやスズキを見かけることが多かったけれど、
この島では半分くらいが日本車かもしれない。

極東ロシアと並び、中古車ビジネスの商機が転がっているかもしれない。

第434回 およげ!たいやきくん

  • 2010/01/12(火) 05:29:08

Nr.434, Schwimme! Taiyaki-kun

およげ!たいやきくん」を聞く機会があったのだが、
聞いているうちにふと疑問が湧いてきた。

子供の頃にこの歌(歌詞)にショックを受け、
爾来、ことあるごとに思い出す。


主人公は自分のことを「僕」と歌っているので、
このたいやきはとりあえず男(又は雄)だと考えて差し支えないだろう。

そもそも、たいやきくんは何故、
鯛焼き屋のおじさんと喧嘩をして飛び出したのか?

その15の理由。


・歌詞どおり、鉄板の上で焼かれるのが嫌になった。
・鉄板の上が狭いのが気に入らない。(「海は広いぜ心が弾む」と歌っている)
・暑いので海に行きたいのだが、おじさんは有給をくれない。
 (「初めて泳いだ海の底」と歌っている)

・売られる値段(60円)が安くて不当だというサボタージュ。
・アンを充分に詰めてくれない。若しくは、おじさんは餡の分量をごまかして売っていた。
・充分に加熱されていなかった。

・いや、逆に加熱しすぎで焦がされた。(「少し焦げある」と歌っている)
・やっぱり食べられたくないのが人情。
・おじさんから離れたくないのに、邪険にされた。

・本当は白アンを希望していたのに、普通のアンを詰められたのが不満。
・この日は出勤時間がやけに早かった。(「ある朝、僕は店のおじさんと」と歌っている)
・週休2日のはずなのに、休日にも働かされたのでおじさんへの不信感が芽生えた。

・以前から遠距離恋愛中の桃色サンゴに会いたくなった。
・実はそろそろエビが食べたかった。おじさんとケンカしたのは、そのカモフラージュ。
・本当は鯛なのに、おじさんにたいやきと間違えられたのが我慢ならなかった。

まあ、理由はどうでもいいんですが、
あの最後に吊り上げられたたいやきくんの「死んだ目をした顔」が
子供心に怖かったのを今でも覚えています。

第433回 キプロス通信 長い旅路

  • 2010/01/09(土) 16:06:22

Nr.433, Der ewige Weg

本日、ようやく日本に到着しました。
キプロスを出たのが6日午後。

58時間の無駄に長いだけの旅でした。。。


6日の午後、キプロスはラルナカを発つ飛行機が約3時間の遅れで出発。

去年11月開業のラルナカ新空港


こんな遅れでは、到着先のロンドンでミールクーポンでももらわないことには割が合わない、
と思ってタラップを降りたら、
見渡す限りの雪原に飛行機1機と、体育館くらいの建物1つ。。。

タラップの下にいた地上職員に「ここはヒースローか?」と聞くと、
「スコットランドだ」「へ?」

大雪のためにイギリスの空は大混乱になっているようだ。

降りたグラスゴー・プレストヴィック空港は格安航空会社ライアンエアーの就航地。
wikipedia 日本語版にも見出しがない、
と聞けばなんとなく想像も易かろう。



一先ず入国し、預けた荷物も全て引き取り、
さんざん待たされた挙句、バスでホテルに連行。
結婚式も扱うホテルに1泊、強制収容されることに。

が、シングルルームはすでに満席。
4人部屋のファミリールームを無駄に1人で占有することになりました。



翌日、7日は早朝に起こされたものの、
11時発の臨時便ロンドン行きはなかなか出発せず。
機内で一眠りしてもまだグラスゴー。


グラスゴーを離陸する前に、乗り継ぎ地ロンドン発の東京行きはすでに出発してしまった。
さあ一体、これからどうなるのか???

本来の、「ロンドン17時間待ち」がいとも間単にぶっ飛んでしまった。

東京行きを3時間逃してからロンドン到着。
別の便をアレンジしてもらわにゃならん。

ところが、この日はそんな乗客だらけ。
カウンターにたどり着くのに更に行列で3時間。

翌日の同便、つまり24時間後のフライトの予約が入る。

航空会社の費用でまたもやホテル泊まり。
今度はロンドン市内まで自腹&自力で行き、ホテルにチェックインしろとの要請。
最寄りの地下鉄駅まで行って、その辺の人に所在地を聞いてくれ、との非情な仕打ち。
どうなってんだBA。

ヒースロー空港を出たのが19時過ぎ。
厳冬のロンドンは荷物を背負って歩くには辛い。
誰に聞いても「そんなホテルは知らない」。

キオスクのおじさんが地図を手に教えてくれた。
そこから歩いて30分。

ホテル・クーポンに書かれた通りの名前は合っている。
が、それらしき名前のホテルなど一軒も見当たらない。
近くの五ツ星ホテルにバックパックを背負って入って行き、聞いてみる。

「そこにあったけど、閉まったよ」「へ?」
ホテルが閉まる・・・。・・・・・。

その建物の入り口という入り口は、なんと白い壁で覆われて閉鎖されていた。。。
もう何が何だか分からない。

BAさん、ここを予約したんじゃないの?
ディナーと朝食も付いてるってクーポンに書いてあるよ?

五ツ星ホテルの従業員「別のホテルに行くしかないね」、とポツリ。

不案内なロンドンの町なかにほっぽり出された。。。


もう嫌だ。空港に戻る。

「空港行きの地下鉄運休」

さっきまで動いてたのに。。。
泣きっ面に蜂。

ホテルもなく、空港にも戻れず。
地下鉄構内とはいえ寒い。
さあ、どうするか。

確かHeathrow Express という列車があったな。
どこの駅から出るのか聞いてみよう。
もう1本の地下鉄線は動いているから乗り継げばたぶん行けるだろう。

「もう空港線は再開したよ」

さっき、運行再開は目処がつかないって言ったじゃんか。

でも空港に行けるならまだマシか。
乗る。動かない。乗る。途中の駅で終点になる。なかなか空港に着かない。

夜も更けた23時頃、ヒースローに再び来た。
苦情を言うところが、、、ない。

誰でも取れるように置かれた
水とサンドイッチ、シートに毛布を貰ってロビーで寝る。

翌8日。チェックイン時に「荷物は前日にすでに預けてある」。

BA職員「あなたは昨晩、荷物を引き取らなければならなかった。
荷物ははじかれている。この便には載せられないだろう」

ちょっと待て。
ロンドンを一緒に歩き回ったあの荷物「以外」に、
重いトランクまで引きずって行けと言うの?

それは過酷じゃない?
結局、ホテル廃業してたし。

もう、さんざん。
早くロンドン出たい。英国出たい。飛行機飛んでくれ。
あまりにアホらしいため、ロンドンの写真は一枚もありません。

翌9日、一応成田に着いた。
やっぱり荷物は着いていなかった。

長々とご迷惑をかけました、と言ってクレジットカード状のクーポンを渡される。
(ロンドンのホテルの件は別。これは後日苦情を入れる)
ATMでお金を引き出せるそうだ。

「迷惑料」という訳か。
もちろん貰っておこう。

キプロスから色々あった。
でも最後にいくばくかのお金を頂いてこの苦しかった旅も終わる。。。

颯爽とATMに行き、「お金を降ろす」。


「お取り扱いできません」

ムキーーーー!!

BAの職員はど・こ・だ! いた! あそこに1人見つけた!!

これこれしかじか。。。

入金の処理に時間が掛かっていると思われます。
少し経ってから再度お試し下さい。
それでもダメなら、こちらの「予約課」の電話番号まで連絡を。


ATMへ。「お取り扱いできません」。

別のATMへ。「お取り扱いできません」。

1時間後。更に別のATMへ。「お取り扱いできません」。

コントやってんじゃないんだから。

もう「予約課」に電話するしかない。

ツー・ツー・ツー・・・

「2010年より電話番号が変わりました」
おい。

しかし自動転送。



「本日の営業は終了しました」

ム・ム・ム・ムキキーーーー!!!


何か、試練に立たされるようなことしたっけ?


<おまけ>
どう見てもロシアからの弾道ミサイル


第432回 我が御馳走

  • 2010/01/06(水) 01:11:41

Nr.432, Mein Mampf

いよいよ日本へ出発です。
でもその前に。。。

去年の日本グルメツアー記。

2009年1月23日、金曜。
八王子から列車に揺られて甲府駅。

トイレが凝っている。


ここで松本の友人と待ち合わせをして
2泊3日のグルメツアーに出発!

ほうとうの「皆吉」
ゆったりとした雰囲気の庭を持つ。


そんなことに構わず、あつあつの野菜たっぷりほうとうを頂きます。
かぼちゃがほくほく。


少し走ったところの山頂に「ほったらかし温泉」。


でも入浴料の支払いは、ほっておいてくれません。???円也。
晴れていると、富士山を見ながらゆったりできます。

甲府市内に戻って、「勝沼醸造」でワインの試飲。


観光エリアから離れ、地元の人でないと分かりにくい路地にあります。
ほったらかし温泉のおねーさんに教えてもらいました。

12種類のワインを自ら注いで飲めます。試飲500円。


こんなに味わい深い甲府ワインがあるとは知りませんでした。
日本のワインもなかなかやるじゃないか。

続いてハラモワインの「原茂園」。

隠れ家的蕎麦屋の雰囲気。
ここのワインにはとにかく驚いた。としか言いようがない。

頑固一徹、職人気質のようなおやじさんはニコリともしない。


諏訪湖近くにあるうなぎ屋「観光荘」で晩御飯。
身はもちもちでホクホク。



2009年1月24日、土曜。
松本では友人の所に泊まり、翌日は早朝から車で山に登る。

着いた先は雪深い白骨温泉。


雪のない松本市内とは一転して豪雪地帯。
背丈よりも高い氷柱がお出迎え。


ここの露天風呂は穴場で、朝しか入れないと言うので少々無理をしてやって来た。

雪見風呂は乙なもの。


遅い朝食に天ぷらそば。そばの味がとても濃い


午後、別の友人たちと再会して、ランチと洒落込みます。

その後、夕飯までの腹ごなし。


夜はいよいよグルメツアーのメイン、「くにまつ」新年会。
山賊焼きを持ち寄って宴会の開始!

汁なしたんたん麺


豚骨ラーメン


スパイスの効いた手羽先


もう名前はどうでもいい



山賊焼きもうまかった。。。


2009年1月25日、日曜。
朝ごはんもそこそこ、いきなりケーキ。


まつもと美術館裏のカフェ「サンチーム」でおしゃべりタイム。

そして車を飛ばして向かった先は「大王わさび農場」


黒澤明の「夢」にも出てきた水車のある風景をのんびりと散歩。


トンカツを食べ忘れていたので、定食を注文。


さらに「わさびビール」


何か漂っている。味は・・・話のネタ程度でした。


そしてシメは名物「わさびソフトクリーム」で。



今回はどんなものが待っているだろう。
ルートを考えねば。

第431回 おすすめメルマガ

  • 2010/01/03(日) 23:17:53

Nr.431, Empfohlene Mail-Magazinen

数年前から読んでいますが、
ニュースだけでは分かりづらい国際情勢を平易な言葉で解説していて、
非常に参考になります。

ロシア政治経済ジャーナル
発行者 北野 幸伯
http://www.mag2.com/m/0000012950.html

ロシアだけでなく、日米中韓欧など、取り扱う範囲は多岐に渡ります。




知られざる近代史の一幕を紹介するメルマガ。
日本人としての誇りを感じさせる文章が光ります。

Japan on the Globe−国際派日本人養成講座
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogindex.htm




この人のメルマガも長いこと読んでいます。

田中宇の国際ニュース解説
http://tanakanews.com/index.html

http://tanakanews.com/091202warming.htm
http://tanakanews.com/091227warming.htm

これを読むと、「ウソも100回言えば真実になる」を地で行っているのが分かる。
ひとたび人口に膾炙すればあとは「常識」になるのは必然のこと。

いまや反対できないプロパガンダの成功例になりつつある。

いわゆる「南京大虐殺」説と同様に、かなり胡散臭い話になってきた。