第651回 鎮魂歌

  • 2012/07/15(日) 21:39:51

Nr.651, Das Requiem

スロヴァキア編バンスカー・ビストリツァ


旧市街。

聖母マリア教会(Kostol Nanebovzatia Panny Márie)の裏手に広がる墓地。



町外れ臭が漂う入口。



入口を入るとすぐ斜面になっており、降り積もった雪に足がズボズボ埋まっていく。
(入口方向を撮影)



鉱山都市だけあって、墓石にも特徴がある。



奥に進むと比較的新しい墓所が広がる。
これはどこの墓地もだいたい同じ。



どの墓石も美しく飾られています。



第二次大戦戦没者



町の発展を草葉の陰から見守る



墓地を出るともう夕暮れ



人通りも絶えたSNP広場とソ連兵記念碑

第650回 何故ならそこに丘があるから

  • 2012/07/14(土) 13:43:04

Nr.650, Da der Hügel dort steht.

スロヴァキア編バンスカー・ビストリツァ


この日は町を見下ろす小山に登ります。



町の南を流れる川を渡り、Banská Bystrica mesto駅の裏手からいろは坂を登る。



斜面は北に面しているので、幅の狭い登山道には凍った雪が残り、
非常に滑ること滑ること。


滑り止めの枝を踏みしめながら一歩一歩登って行くとなかなかの景色が広がっていた。



もう少しで頂上、という所にポツンと立つ教会



こんな雪では誰もやって来ない



何か降りてきそう



このへんは保護林らしい



教会が立つSNP広場



小山から降りる途中に奇妙な家を発見。



壁がたわんでいたり、窓が歪んでいる。


アーティストでも住んでいるのかな

第649回 風呂上がりに冷たい一杯

  • 2012/07/14(土) 01:45:32

Nr.649, Eine Kühles nach dem Bad

スロヴァキア編バンスカー・ビストリツァ


町を歩いていると面白いものを発見した。



それがこの自動販売機。


ガラスに反射しているので少々分かり辛いですが、
中にガラス瓶が並んでいるのが見えます。


但し、中身は入っていない模様。




この自動販売機はこのコンテナの中に設置してありました。

čerstvé mlieko zo Šajby(Fresh milk from Šajby)



つまり牛乳の自動販売機。
しかもガソリンのようにその場で詰める。(いやガソリンは瓶に詰めないけど)


硬貨投入口。スロヴァキアの通過はユーロです。左の扉を開けて容器をセット




1リットル0.60ユーロ。安い!!!

Cena mlieka(Price of milk)


この牛乳自販機についてはこちらに記事がありました。(スロヴァキア語)
2009年11月に導入された模様。

(記事の要旨)
・最初の牛乳マシーン設置。
・機械内の牛乳は24時間で交換される。
・300リットルの容器を2つ格納。
・容器は各自持ち込むか、自販機で買う。
・無殺菌牛乳
・1リットル0.50ユーロ。




2010年3月に追加の記事がありました。(スロヴァキア語)
(記事の要旨)
・2つ目の牛乳マシーンがキエフ広場に設置。
・格納量は同じく300リットル×2
・毎日の販売量は900リットルで当初の予想を越える



冷たいミルクをこうして買えるなんて素晴らしいことですね。




注ぎたてのビールの自販機はないのかしらん。

第648回 バンスカー・ビストリツァ のハイライト

  • 2012/07/09(月) 20:58:34

Nr.648, Highlight von Banská Bystrica

スロヴァキア編バンスカー・ビストリツァ


丘の上に見た教会と思しきものは博物館でした。



その名もスロバキア民衆蜂起博物館(SNP博物館, Museum of the Slovak National Uprising)。


対独蜂起の中心的役割を担ったバンスカー・ビストリツァに、
この博物館が建てられました。


入口には縛られた人間を模したおどろおどろしいブロンズ製のモニュメント。



楕円形の2階建ての建物の真ん中が真っ直ぐに割れ、
半分が戦前ナチスドイツに蹂躙されたチェコスロヴァキアの展示。
ドイツ軍の装備品や、反ファシズムレジスタンスについて。

歩道橋を渡ったもう半分は、戦後ソ連の衛星国となったチェコスロヴァキアの展示物。
スターリンやレーニンの真っ赤な旗が目にも鮮やか。


時期が悪いのか他に見学者はなし。



博物館の敷地入り口にはソ連製リスノフ2(Li-2)


スロバキア民衆蜂起の際にソ連から供与された航空機で輸送機として活躍したそう。




駐車場の向かいにはソ連製やドイツ製の装甲車・戦車・対空砲の野外展示。



柵も何もないので、自由に触れることができます。



日本にも自由に触れられる博物館があればいいのに。



雨ざらしというのがもったいないのです。



大変お勧めの博物館です。



バンスカー・ビストリツァ続く

第647回 町の真髄は中央広場にあり

  • 2012/07/04(水) 16:19:29

Nr.647, Die Essenz einer Stadt liegt auf dem Marktplatz

スロヴァキア編バンスカー・ビストリツァ


往路、奇妙な形のコンクリート建築物を丘の上に見つけ、
モダンな教会だと目星を付ける。
(これは大変な間違いだったことが後に判明)




やや遠回りになったものの、適当に見当を付けても到着するものであります。

中央広場に一歩足を踏み入れた途端、奇妙な幻覚に襲われる。



まるで中世にタイムスリップしたかのよう(←ベタ)。



しかしこの広場。
その名前を「スロヴァキア国民蜂起広場」
(Námestie Slovenského národného povstania, Námestie SNP)
といい、スロヴァキアの歴史上重大な出来事を記念した名前を冠しています。

これについては後日触れようと思います。



細長い広場は緩やかな坂になっていて
広場というよりも幅の広い大通り。

もちろん車輌は通りません。



そんな広場の中央で黒光りするのはソ連兵記念碑。


ピカピカ



とある壁面には、ヨハネ・パウロ2世訪問記念プレート。



今もこの町に歴史が作られつつあるのを実感。




目指す宿は、中央広場から路地を一本入った閑静な所。



外観は何の変哲もないアパート風で、
中は林間学校やスキー合宿で使いそうな木質を感じる作り。





9人部屋のはずが、他に同室の客はおらず広い空間を独り占め。


バンスカー・ビストリツァ続く