第599回 「アイス」ランド

  • 2011/11/24(木) 20:23:35

Nr.599, "Eis"land

アイスランド編

ツアーの後、レイキャヴィークへ帰ることになっていましたが
その肝心のツアーが何時に終わるか分からなかったので
少し遅めの便を取っていました。

アークレイリの街で少しゆっくりしてから空港へ向かう予定にしていたものの、
よく考えたら空港まで荷物を持って1時間弱歩かなければならない。


(ま、タクシーを使ってもいいんですが)


なので町には寄らずに空港でツアーバスから降ろしてもらう。




そうすると今度は出発まで時間を持て余してしまうので
ダメ元と思い、早い便にチケットを取り替えてもらえないか交渉すると、なんとOK。


「今出発する便にするか、次のにするか」と聞かれます。
「今すぐの便は・・・」5分後出発。


間に合うのかよ!



「じゃそれで」

荷物を直ぐに積んでもらい、トイレに行っていたら出発アナウンス。

慌ただしく機上の人となりました。

今度は初めて乗るDash 8



わずか9列の小型機で、片側2席ずつで最後列は5席。

正にバスの要領で、最後部の真ん中の人は通路に臨む格好になります。







アークレイリのメインストリート



湾を挟んですぐ向かいに雪を被った山がそびえる



町の背後にも。いつも起きたら目の前に山ってどんな感じだろう



インフォメーションセンター。火山岩を化粧石に使っている



六角形の玄武岩



アークレイリの温泉プール。排出された温水でカモや白鳥が遊ぶ


レイキャヴィークで滑りすぎたので、ウォータースライダーは5本で終了。


日本でしか見たことのない例のパック牛乳



ラベルがとても派手なのでわざわざ店員に本当に牛乳かどうか聞いた。


アイスランドで一番美味しいというアイスクリーム屋を発見



かなり固めで、10種類ほどあるシロップから選ぶ。これはレモン



こんな牛がいたらぜひ飼いたい


ガッちゃんを思い出した。

第598回 アウト?セーフ!火山ガス!!

  • 2011/11/22(火) 21:43:17

Nr.598, Vulkanisches Gas

アイスランド編

(前回から続く)

ミーヴァトン湖周辺では本当にあちこちから蒸気が噴き上がる。


ナゥマフィヤットル(Námafjall)もミーヴァトン湖の近く。



あちこちから火山ガスが激しく噴き出し、地表と融合し泥沼と化しています。
地表は硫黄によって黄色やオレンジに変色。
そこに泥の灰色が加わる。



安全な通行路にロープが貼ってありますが、地面が非常にベトつくので
ツアー会社が用意してくれたビニール袋を靴にまとって歩きます。

さもないと途中で靴が脱げるか泥が靴に堆積して歩けなくなるかも。



実際に地面の泥を触ってみると、
糊でも含んでいるかのようにネトネトとしていました。



風下に立って蒸気を浴びると体中に硫黄の臭いが染み付く感覚がします。



熱湯が噴き出す



所々に淵が盛り上がった小さな池があり、



その中では地下から吹き出すガスが泥を持ち上げ
その様子はまるで泥が沸騰しているかのよう。

ボコボコいってます。


午後2時半。夕暮れも近い




車で近くのところにあるミーヴァトンネイチャーバスでの休憩では
この温泉にも入れる筈でしたが水位と水量がどーのこーので
残念ながら入れず。




ツアーで回った範囲はそれほど広くはなかったものの、
見所が幾つも固まっているので、かなりの頻度でバスを乗り降りし
その度に20-30分の見学時間を取るのでいつの間にか時間が過ぎていきます。

よくあるツアーでは忙しく回りすぎて充分に見学時間が取れずに駆け足になる、
ということがありますが、今回のツアーは上出来。

ツアーバスといってもワンボックスカーでわずか9人の行程。



アークレイリの対岸。ツアーの帰りに



左に目を移す

第597回 アイスランドの自然へ

  • 2011/11/22(火) 17:25:19

Nr.597, In die isländische Natur

アイスランド編

ロンリープラネット、アイスランド版を見ていて、
比較的行きやすく、且つ、自然を堪能できる行き先として
北部のアークレイリが紹介されていました。

レイキャヴィークからの日帰りツアーや、宿泊を伴うツアーもありましたが
かなり高額になり、さらに日程的にも疲れそうなので現地滞在することに。


レイキャヴィークからも国内線の飛行機が安く出ているし
首都以外の地方も見てみたかったので、これは行くべきと思いさらに情報収集。

レンタカーを使わない旅行で、自力で周囲を回るのはやはり無理らしく
ツアー会社を利用しました。


いろいろと調べて利用したのがこちら。
Lake Mývatn Winter /Spring Tour


ただ観光の時期でない冬だけあって、ツアーは毎日開催ではないし
ある程度の人数が集まらないと催行されないということなので、やや心配していました。




まだ真っ暗な午前8時。
バスターミナルにツアーバスはやってきました。

いよいよ出発!



ゴーザフォス(Goðafoss)
伝統宗教からキリスト教に改宗した際、古い神像をここに投げ捨てたという場所。
「神の滝」という意味だそうです。



まだ朝の早い時間帯で太陽も充分に上っておらず、滝からの風も冷たく
水溜りは凍っていました。


水溜まりの氷を踏みしめるのはいつ以来だろう。


滝からの細かい飛沫が露出した岩肌に凍りついて非常に滑りやすくなっており、
滝壺を覗き込もうとしたら足を捕られそうです。


滝に流れ込む川




ミーヴァトン湖(Mývatn)は火山活動によってできた湖。
ここではマリモが繁殖し、ガイド氏は日本にもマリモがあることを知っていた。



この湖と繋がる川では鮭が釣れるということですが、そのライセンス料が非常に高額で、
ガイドさん曰く「一日で1000USドルくらい。他の川だと数十ドル」

夏には蚊が大発生してネットを被るほどだそう。


この周囲の山肌からはいまも水蒸気が立ち上っていて、
その側に行くとシューシューと音を立てて地面から噴き上がっています。




その地帯の一つにGrjótagjá Caveはありました。



地面から迫り上がったような岩肌の割れ目の中に入ると、温かい風が頬を撫でていきます。

そこから険しい岩を下ると、外界とは全くの別世界!



今にも天井から岩が崩れてきそうな、その地底湖には程よい温度の温泉が湧き、
「ニーベルンゲンの指輪」の舞台にもなりそうな雰囲気。

決して深すぎることはなく、誰もいなければ思わずひと風呂浴びたくなる、
そんな誘惑を醸し出しています。(但し、生命に危険なんだそうな・・・)

条件が良いとこんな写真が撮れるそう。



外に出ると吹きすさぶ天候の中、岩にできた小さな割れ目からは白い湯気が吹き出し、
その周囲にはコケがびっしりと生えています。



生命の力強さを思わずにいられません。


洞窟の上部


切り立った崖




ミーヴァトン湖を離れ山に入って行きます。


荒野にトイレとシャワー



温泉らしいです



やむなく通過。一人だったら絶対に利用していたのに。

シャワーの方をね。



地熱発電所



近くを流れる川には硫黄成分がびっしりとこびり付き、車内には激しい硫黄臭が入り込みます。
ここで働く人は家に帰ったら大変だろう。


(このツアー続く)

第596回 北へ飛ぶ

  • 2011/11/17(木) 22:46:13

Nr.596, Geflogen nach Norden

アイスランド編

レイキャヴィーク観光を少し休んで、北部のアークレイリへ。


アイスランド国内線は市内にあるレイキャヴィーク空港から飛び立ちます。

泊まっている所から歩いても行けますが、
荷物が若干重いのでバスで移動。

わずか5つの停留所で空港到着。
空港と言うより、まるで市内バスターミナル。




到着ロビーも出発ロビーも区別なく、誰でも荷物のターンテーブルまで行けてしまう小ささ。



薄っぺらい感熱紙印刷のレシートのような搭乗券を渡され、
手荷物検査もないまま、適当な場所でめいめい待つ。


今回わたしが乗るAir Icelandは国内線、グリーンランド線、フェロー諸島線のみ。



ロンドンから来た時はIcelandair

Air Icelandがあったり、Icelandairがあったりと非常に紛らわしい。
この2つ、どうやらIcelandairの方が親会社らしい。


Air Iceland のマークはCyprus Airwaysと向きが違うが同じ意匠。天駆ける馬。


出発15分前に搭乗アナウンスがあり、
これから荷物検査をしたんじゃ少し遅れるなと思っていたら
チケットとID(パスポート)を見せて、すぐに搭乗。





なんと、




手荷物検査なし




これは非常に驚いた!





飛行機は懐かしのフォッカー50





以前、ブリュッセルからニュルンベルクへ飛んだ時に乗った同型プロペラ機。
あの時は離陸するやいなや、振動で非常灯がぶっ飛んだっけ。


で、手荷物検査は?
どうやら本当に検査がないらしい。

これでは危険物でも何でも機内に持ち込めてしまう。


機内には液体を持ち込めないというのは、すでに常識となっているので
気を効かせて(?)無理して全て飲んでしまったのに。
少し取っておくんだった。



ゴォォォーーという音の代わりに、ブォォォン、ブォォォォンと唸りを上げて離陸。



飛行機が離陸した後、タイヤがどんな状態になっているのかと長年考えておりました。
離陸した後、すぐにブレーキが掛かってタイヤはその回転を止めてしまうんですね。

格納してからもしばらくはカラカラと回ったままなのかと思っていました。
ジェット機だとタイヤは機体の真下にありなかなか拝めませんので。



島の中央部は雪が多い



ナウシカの風の谷を思い出しました。



45分のフライトで到着



見よ、あれがアークレイリの灯だ





アークレイリはアイスランド第二の都市。人口17,000。

今まで自分の足で立った最北で、65度41分。


アークレイリ空港から町まではわずか約3km。

なので写真でも撮りながらのんびりと1時間の散歩道、
くらいに構えて空港から歩き始めたら30秒もたたないうちに
後ろから来たジープがわたしの進路を塞ぐ。


すわ警察の検問か、追い剥ぎか。
未だに海賊やってるのか?


と思ったら地元の人が降りてきて
「町まで行くのか?なら乗せていこう」とのお誘い。

始めはいささか怪しんでいたものの、とにかく乗ることにしました。

アイスランドで、しかもこんな田舎(おおっと)で悪徳タクシーもないだろう、と。

第595回 おんせん!

  • 2011/11/16(水) 10:40:52

Nr.595, On-sen!

アイスランド編

さっそく温泉に行きました。

レイキャヴィークの中心から歩いて約30分。
ロイガルダールル温泉プール(Laugardalslaug)

地球の歩き方に載っている営業時間は全く間違っていて、
22時まで開いています。


ジムのような受付で「プールに入りたい」と言い450ISK(わずか2.85 euro!)を払うと
バーコードの入ったチケットをくれます。
タオルや水着が必要な人はここで借ります。

入口でチケットのバーコードをかざして中に入り、ロッカールームへ。
コインがなくても鍵はかけられます。

衣類を脱いですぐとなりのシャワールームへ。
備え付けのボディーソープがあるのでシャワーキャビンで体を洗い、水着を着ていよいよプールへ!



屋内には競泳用プール。

屋外には競泳用プールに加え、広々とした遊泳プール。
緩やかなすり鉢状の円形プール。天然石で囲った少しぬるめのプール。
温度の違う4つの小さな円形の湯船(38℃、40℃、42℃、もうひとつは忘れた)。
さらにウォータースライダー。


このウォータースライダーにはまってしまい、この日滑ったのは24本。
両足を閉じて、かかとをしっかりとチューブに押し付けるような姿勢を取っていると
スピードが増すことが判明。

ウォータースライダーを何本か滑り、温かい湯に浸かり、また滑り降りる。


小雨が降ったり、止んで雲間から星が見えたりと変わりやすい空模様。

雲の切れ間から明かりが見えたので、
すわオーロラか!とにわかに色めき立ったが
姿を現したのはほぼ真ん丸の月。

どこかに現れやしないかと目を凝らすも、
プールからの白い湯気とオレンジ色の照明で野望果たせず。


1時間くらいのつもりがいつの間にか3時間を超える滞在に。


入ってみた感想としてはブダペストのセーチェニ温泉に似ています。
ぬるい温度で 、水着で入浴するので男女混浴。
簡易チェス盤もあり、競泳用プールもある。ただし噴水はありませんが。

違う点は、何時間いても追加課金はされないこと。
ブダペストの温泉は基本時間を越えて滞在するとエクストラチャージがあります。


なんといってもアイスランドの温泉は安い。

ヨーロッパを周遊し、最近湯船に浸かっていないとお嘆きの方には、
アイスランド、おすすめします。